「コーディング初心者におすすめの本って何だろう…」
そう思っている方にぜひ紹介したい一冊があります。
「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」です!(現在は第2版が発売中)
こちらはコーディングを中心にWebサイトの作成が体系的に学べる本です。
私自身もWeb制作初心者の頃に読みましたが、本当に勉強になりました。
この記事では、「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」の良い所を4点挙げつつ、深堀りして紹介したいと思います!
【良い所①】Webサイト制作やコーディングの大まかな流れを学べる
実際にWebサイトを作る際は「企画」「デザイン」「コーディング」などの工程があるものですが、「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」では各工程で何をするか一つひとつ説明しています。
「いきなりHTMLやCSSを勉強しようとするあまり『Web業界の常識』的な部分をスルーしてしまう…」という事態を防げるのはありがたいポイント!
またコーディングという工程については、
- どんなファイルが必要か
- ファイルのアップロード方法
- コーディングに必要なツール
という風に、仕事の進め方がより詳しく分かるよう工夫されています。
前提知識を漏らさず確認できる、丁寧な内容が素晴らしいです!
【良い所②】HTML/CSSについて過不足なく網羅
「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」で一番ウエイトを占めるのが、やはりHTML/CSSの説明です。
HTMLもCSSも、現場でよく使う記述を幅広く、分かりやすく解説しています。
特に実務で重要だと思うのがCSSの「displayプロパティ」という内容で、簡単に言うと複数の要素を横に並べて表示できるというもの。
このdisplayプロパティは使わない日が無いと言えるくらい便利なもので、本書でもしっかりページを割いて説明してくれています!
もちろんその他の事項についても解説が丁寧。
HTMLとCSSは別々の章で取り上げていますが、各章の最後には記述の一覧を表でまとめているので、勉強したことを全て一気におさらいできるのです!
【良い所③】Webデザインについても学べる
「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」という書名の通り、HTML/CSSに加えてWebデザインも学べます。
とはいえ詳しく書いているわけではなく、「デザインとは何か」という理念の話と、配色パターンを載せているくらいです。
コーダーとして働く分にはデザインを深く理解しなくても良いですが「こういう文字配置は分かりやすいな」「この配色はかっこいいな」などの感覚は磨いておいて損ありません。
そうするとデザイナーさんに「こうしたらもっと良いデザインになるのでは?」と提案ができるようになり、非常に喜ばれるからです!
せっかくですから「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」に載っているデザインの考え方は、ぜひ取り込んでいきましょう!
【良い所④】実際にサイトを作りながら学べる
「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」の後半では、架空のカフェのサイトを作るという体で手を動かしながらWeb制作を学べます。
ここまででインプットしたHTML/CSSやデザインの基礎を、今度は手を動かしてアウトプットするという流れ。
この2段構えで知識をしっかり定着させられます!
作るサイトが「2カラム」「タイル型」など、ほど良く難しいレイアウトになっているので本当に勉強になります。
さらに「お問い合わせフォームの設置」「SNSのシェアボタンの設置」など、ユーザーを意識した設計にも触れられるのです。
初心者のうちから実務さながらの制作を隅々まで体験できるので、良い経験になること間違いなし!
まとめ
以上4点が「HTML&CSSとWebデザイン入門講座」のおすすめポイントになります。
改めて一言でまとめると、
「コーディングを中心にデザインまで幅広く学べて、実際にサイト制作をすることで定着させられる」
という感じです!
この一冊をしっかり読み込めば、コーディング初心者から大きく前進できること請け合い。
今は第2版が発売されていますので、そちらをぜひチェックしてください~!
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